らぶ会報

脳外傷友の会・らぶ 会報第16号                                              2018年6月発行
発行にあたり
西村 敏

  高次脳機能障害は見えにくい障害と言われるように、周囲からはなかなか理解されにくい障害です。一昔前は、「脳はダメージを負ったらもう回復しないもの」と思われてきましたが、昨今の研究の中で、意欲を持ち続けられる課題をリハビリとして組み立てることができれば、確かに変わっていくことができるということがわかってきました。

 行政の皆さんの中でもこの認識は次第に広がりを持ち始めてきているように見えます。

そうするとリハビリの在り方そのものも変わってきます。身の周りの生活そのものがリハビリですし、復学すれば学校生活そのものがリハビリですし、仕事につくならその仕事そのものがリハビリという考えを持つことができれば、その人は変わっていくことができるんだということを私自身も息子を見て日々実感しているところです。

そのためのサポートはどうあるべきか?わたしたちのらぶの会もそこからの活動を進めたいと思っています。脳の回復は3年、5年、10年が節目と言われます。焦ることなく、地道な活動を継続したいと思います。皆様のワクワク感満載のご提案、いつも大歓迎です。

 7月7日~8日にはこうした考えを同じくする当事者及び医療福祉関係の皆様が一堂に会して、出雲駅前のビッグハートにて、ケアリング・コミュニティ・学会「いずも縁結び大会」が開催されます。皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。